カンガルー
革といえば牛、馬、豚など様々な動物の革がありますが、カンガルーもサッカーのスパイクなどに使われているのが有名です。
今回カンガルーの名前の由来について面白い小話をご紹介します。
時は1700年代、当時のイギリスは自国の領土を次々と広げていた時代でした。
1776年、イギリス政府は「キャプテン・クック」として有名なイギリス人海軍士官ジェームス・クックを船長として船をオーストラリアへ向かわせ、領有宣言を行い、イギリスの領土となった時の話です。
オーストラリアの東海岸に到着したクックは、海岸縁に沿って船を動かしながら測量を行っていました。
ある日船が陸に乗り上げてしまい、船が大破しました。
この船の修理に7週間も要した為、クックとその部下たちは近辺の探索を行い、現地の住民「アボリジニ」と接触しました。
そして、ある日お腹の袋で子供を育てる謎の生き物を発見するのです。
クック達はアボリジニに「あの動物は何というのか?」と尋ねたところ、アボリジニ達は「カンガルー」と答えました。
現地語で「カンガルー」とは「わからない」という意味でした。
クックは「おぉ!!カンガルーと言うのか!」と勘違いし、そのままそれを英単語にしてしまいました。
おしまい。
と言うのが面白い俗説で、私自身も昔に本で読んだことがあり信じていました。
しかし、
本当は「カンガルー」には「跳躍するもの」と言う意味があるそうです。
「わからない」と言う意味からそう名前がついたと信じていた私は、もはや呑むしかありません。。。
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