タンネリの革鞣し
昨年、某テレビの一部でモロッコの革鞣しが紹介されていました。
モロッコは革製品が有名で、その製造過程も昔から変わらず同じ製法で行っているそうです。
タンネリ(革なめし職人地区)が観光地化されており、建物の屋上から製造過程を見ることができます。
ただ屋上に登るには有料となっており、また様々な場所から勧誘の客引きがあるそうなのでご注意ください。
観光客にはミントの葉が渡されるらしいのですが、その理由として革鞣しによる匂いが強烈なのでその緩和らしいです。
匂いの原因は鳩のフンが入った水槽に革を入れて、同付長靴を履いた職人さんが中に入って足踏みでかき混ぜるからで、職人さんでもその作業はキツイと言ってました。
毛を抜けやすくするのに塩水に1週間漬ける、鳩のフンの入った水槽に漬ける、脱毛するのにもヘラで削ぎ落とすなど、日本のやり方とまた違った手法なのでビックリしました。
スギ