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篠原ともえ氏デザインの革の着物

先月、東京浅草にて年2回開催される革のお祭り、「レザーフェア」が開催されました!

そこに、元タレントでデザイナーの篠原ともえ氏が、ニューヨークADC賞で二冠を達成したという

「革の着物」

が展示されるという事で見に行ってきました。

受賞されたのがレザーフェア開催の直前で、私もテレビで知った程で招待状にも記載されておらず、知らなかった方も多かったのではないでしょうか。

会場では展示ブースに人だかりができていましたね。

使用された素材は、増えすぎて害獣として駆除された、

「蝦夷鹿」の革でして、

しかも、そのほとんど使われる事の無い端革の部分を繋ぎ合わせた物で、

まさにリユースの王道をいくといったSDGs時代に則した作品です。

これがまた、濃淡を利用したグラデーションによって、山々が連なるような景色を見せているようで、

本当に美しいものでした。

革でできた濃淡のグラデーションが美しい篠原ともえデザインの着物。

先日もテレビで、革には適さないとされていた国産牛を実際、革に鞣したところいい革ができたという話が流れていました。

革自体、基本は食用として使用した後の余った皮を利用して、革へと蘇らせているものですからね。

こういった明るいニュースが、コロナ後の経済復活への弾みになってくれると良いですね。

tak

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