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皮革の利用

牛皮は、クマや猪、鹿革と共に神事に用いられていました。

また、牛革や皺文革(ひきはだ。銀面がヒキガエルのようにブツブツ状になったもの)に製造されて履の材料となりました。

鹿皮は多くは祭祀(祭典)に使用され、その数量は他の皮をはるかに凌駕していました。

鹿皮は牛革などに比べて柔らかく、薄くても細くても物理的強度があるため、一般的に紐などに加工され使用されました。

馬革について、左右馬寮で死んだ馬の皮は貢納(こうのう。)されたものも含めて、祭祀には使用されないことが多く、

これは武具、馬具製造に重要な材料だったためとされてます。

このように古代では皮革を祭祀の供物、儀式や日常生活の用品として幅広く利用しており、

牛革や馬革は履物や馬具、武具などの物理的強度を必要とするものに利用し、鹿革は紐類のように柔軟性を要するものに利用され、熊や虎、豹の毛皮は身分を象徴する敷物などに利用されていたのです。

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