厚底ランニングシューズ
今日現在、拡大する新型肺炎の話題で世の中は持ちきりですが、
つい先週まで話題になっていた事を。
革が化けると書いて靴ですが、今一番ホットな話題の靴は…
そう、カーボンプレート入りの厚底ランニングシューズですね。
オリンピック間近のこの時期に国際陸連が話題にしなければ、
私みたいにランニングとは縁の無い人間には知る事もない構造のソールだったのですが。
近年、毎年のように見ていた箱根駅伝で、今年は過去最高のタイム(現コース)が出ました。
そんな名誉ある記録も、
このランニングシューズの話題のせいで霞んでしまいそうです。
とりあえずそこにある議論は置いておいて、
テレビでは店員さんが「今、間違いなく売れている靴」と言っていました。
スポーツシューズとしてはべらぼうに高い訳でもないが、決して安くはない靴。
それが売れている。
何故かと言えば、それはもう、その圧倒的な付加価値。
しかも万人受けするのではなく、特定の人には間違いなく伝わる付加価値。
物が溢れている日本でも、物を売り続けるひとつの形を見たような気がしました。
tak