シンデレラの靴は
シンデレラといえば、「ガラスの靴」というイメージを持つ方が多いと思います。
ガラスの靴があったことで、シンデレラは王子様とハッピーエンドを迎えることができました。
そんな「ガラスの靴」はロマンあるキーアイテムですが、
実をいうと、原作のシンデレラの靴はガラス製ではなかったというトリビアがあるのです!
それもちょっとした勘違いが原因で。。。
「シンデレラ」の原作には、シャルルペローの童話とグリム童話の2種類があり、私たちのイメージに近い「シンデレラ」は、
シャルルペロー版の方です。
ですが、ペロー版の「シンデレラ」にはガラスの靴は登場せず、登場するのは皮でできた靴なのです。
シロテンというリスの仲間の皮からできた靴でした。
どうして「皮」が「ガラス」となったのかというと、
ペロー版のシンデレラを英語に翻訳したことと、フランス語の「皮」と「ガラス」の発音が関係しているのです。
フランス語で「皮」は「vair」、「ガラス」は「verre」となります。
発音はどちらも「ヴェール」です。
この単語が英語に翻訳される際に、本来は「皮の靴」となるところを、
間違えて「ガラスの靴」に翻訳されてしまいました。
そして間違ったままペロー版の「シンデレラ」は広まり、ディズニーがアニメ映画化したことで、
「ガラスの靴」が有名になったそうです!
皆さんも革靴を履いて、シンデレラストーリーのようなハッピーが訪れますように!(笑)
ikazO