革の裁断
革から製品にする為に、一枚の革をパーツに別けてゆきます。
それぞれのパーツを裁断するには抜型が欠かせません。
革に抜型をセットし、クリッカーと呼ばれる裁断機でパーツを抜いてゆきます。
ですが、革の場合そこに職人の技が組み込まれているのをご存知でしょうか。
レザーは一枚一枚、形、模様など違いがあり、部位によって繊維が異なります。
そのためどの場所を抜くかが重要になるのです。
一枚、一枚に合った抜き方を見極め、いかに無駄がないようパーツを裁断する必要があります。
そして、職人の技によって抜かれたパーツが、また職人によって製品となります。
革製品は携わるすべての人の技術と経験によって、生まれるモノなのかもしれませんね。