革の銀先までしなやか モルビドクィーン誕生
この度、在庫商品として新たな革を追加致しました。
牛革のソフトタイプをお探しの方、ぜひ一度触れて感じてみてください。
このレザーの特長として、
ラッカー仕上げでありながら、
銀先までしなやかになっており、革本来の感触を活かしております。
ラッカータイプはある程度均一な色で仕上がる良さを持っていますが、
どうしても銀面の上に塗りつけるため、ベタっとした仕上がりになります。
革本来の風合いをなるべく残すために、タンナーは技術の向上に努めております。
その中で生まれた一つが、手で色を塗りこんでいく手法でした。
一枚一枚、人の手による作業で、色を塗っていくのです。
今回、在庫新商品として追加する革は、この手塗り仕上げのモノになります。
なぜ現在でも手塗りを続けているのか、
そこにはタンナーの想いがありました。
革の特長として、一枚の部位でも繊維の違いにより、色の出方が変わってきます。
機械塗装では、均一に上に塗るため、部位の違いで変化がでてきます。
そこを手塗りによって、人の目で見極め、部位によって塗り込んでいく量を変えてゆき、
最終でスプレー塗装を行うことによって、色の均一化された革に仕上げることができます。
また、塗る際も、薄く、薄く、何度も塗り込んでゆきます。
そのため、製品後に長年使用しても、なるべく色を保つ革となり、
また、ベタ塗りではない、銀先までしなやかなレザーとなるのです。
革としての良さを守りながら、長年使用していただけるような革を生み出したい。
その想いが、現在でも手塗りの革を作り上げております。
商品名は
モルビドクィーン
色展開として、
黒、チョコ、マロン、グレー、紺、水色、レモン、アイボリー、ピンク、ワイン、赤、グリーン、ライトグリーン
の13色となっております。
ロットでの色指定も可能です。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。